ChatGPTの仕事活用術｜エンジニア・Webデザイナーのための効率爆上げテクニック

ChatGPTはただのチャットじゃない｜仕事に使う価値とは？

ChatGPTは、単なるおしゃべりAIではなく「考える・整理する・提案する」を高速で行える業務補助ツールです。特にWeb制作やエンジニア業務では、仕様の整理やコードの生成、アイデア出しに強みを発揮します。

OpenAIの無料プランでも十分な性能があり、ブラウザ1つで使えるのも魅力。誰でもすぐ試せるため、業務への導入ハードルが極めて低いのが強みです。

プロンプト例：「PythonでAPIを叩いてJSONを返すコードを書いてください」「＜エラーログのコピペ＞が出ているけど、何が原因か教えて」
利点：初期コード生成が爆速に。バグやエラーが発生したときも、発生しているエラーについて絞って原因を回答してくれるので分厚い本の中から探したり、読みづらいベンダーのHPから探す手間を省き一発で理解が出来ます。さらに解説付きで学習にも使える

プロンプト例：「Webアプリの要件定義書のテンプレートを作ってください」
利点：ゼロから考えるよりも骨格を用意してくれるので早く、構成の抜け漏れ防止にも有効さらにWord形式で出力することができるのですぐに骨格を編集して作成に取り掛かれます。

プロンプト例：「ポートフォリオサイトの構成案をH2・H3で教えてください」
利点：白紙の状態から素早く方向性を見出せる。人が最初から作るとどうしても結論がずれた構成になってしまい、後から修正する事が多いが、AIにつくってもらえば最初から一貫した内容が出てくるので修正の手間が減ります。

プロンプト例：「20代向けのカフェECサイトで、購買意欲を引き出すキャッチコピーを10個提案して」
利点：自分の案と比較して精度向上。クライアント提案の幅も広がる。キャッチコピーやコピーライティング案は数を出すことと別視点から案を出すことが何よりも難しいと思うけど、ChatGTPに頼めばプロンプトを変えるだけで、別視点からのアイデアをだしてくれます。

プロンプト例：「この2つのWebサービスの違いを箇条書きでまとめてください（URLや概要を提示）」https://n-v-l.co/blog（参照ブログURL）
利点：事前の情報整理と比較に役立つ。企画会議の資料としても◎。競合分析や構造比較し違いを確認できても言語化することが一番難しい。主観的な意見ではチームで共有することができないけどAIに頼めば客観的で論理的に要約して言語化してくれます。要約してもらった内容を元にチームで可能な事不可能なことに分けて共有しましょう。

業務で使う際は、顧客情報や非公開の仕様などは絶対に入力しないこと。抽象化して汎用的な形にしてから使いましょう。

AIの出力は完璧ではありません。利用しているPCのファイル構造やIP設定などの情報やチームとしてできることや出来ないことを共有しているわけではないため、コードや文章に誤りがあることもあります、必ず人間がレビュー・修正を加える必要があります。

NG：「CSS 教えて」
OK：「スマホでも見やすいレスポンシブなCSSコードを書いてください。メインカラーは#3366ccでお願いします
・WordPressの投稿記事編集用にしてください。
・CSSスタイルシートはHead構文内に書き込む様式です。」

プロンプトに目的・条件・トーンを盛り込むことで、精度の高い回答を得られます。他にもCSSでしたら、画像ファイルは相対パスで指定します。など分かる範囲で回答に影響を及ぼすような設定についてできるだけ書き込めば精度の高い回答がえられるようになります。

ChatGPTは、エンジニアやWeb職が直面する「調べる手間」「ゼロから考える負担」を軽減してくれる頼れる味方です。使い方次第で、時間と品質の両方を高められる今こそ、あなたの仕事に導入する価値があります。

今後の記事では、ChatGPTと連携できるツール（VSCode拡張・Notion・Slack連携）や、ChatGPTを活用したフロー全体設計なども紹介予定です。

ChatGTPについて詳しく知りたい方へ