「LoRAを使えば画像がうまくなるらしい」と聞いても、どこで探せばいいのか迷っていませんか?
この記事では、Stable Diffusion初心者がLoRAを見つけて導入するまでの流れを、わかりやすく・丁寧に・実用的に解説します。
そもそもLoRAってどこで手に入るの?
LoRAは“追加学習済みモデル”で、ネット上で公開されている
LoRA(Low-Rank Adaptation)は、特定のキャラクターや絵柄などを学習させた“拡張ファイル”です。
自分で作らなくても、すでに完成しているLoRAを探して使えるのが魅力
多くのユーザーが作成したLoRAが無料で公開されており、自分で訓練しなくてもすぐに使えるのが最大のメリットです。
代表的な配布サイト「Civitai」を紹介
Civitai(https://civitai.com)は、最も多くのLoRAが集まる人気サイト。評価・タグ・画像付きで探せるので初心者にも安心です。
初心者におすすめのLoRA配布サイト3選
① Civitai(最大手、人気・評価・タグ機能あり)
- 最も使われているLoRA配布サイト
- 「anime」「girl」「style」などで検索可能
- 評価順や人気順で並び替えもできる
② Hugging Face(研究者や開発者向けモデルも多数)
- より専門的なモデルや論文付きのLoRAが多い
- 英語中心だが高品質なLoRAが多く信頼性も高い
③ civitai-mirror(Civitaiが重いとき用のミラーサイト)
- 表示が遅いときの代替手段として有効
- コンテンツはCivitaiと基本的に同じ
POINT: Civitaiだけでも十分活用できるが、「英語表記に注意」「タグ活用」が探す上でのカギ!
CivitaiでLoRAを探す方法(実践ガイド)
① 検索バーに「anime」「character」「pose」など英単語で入力
- 日本語ではヒットしないことが多いため、基本は英語で入力
- 「idol」「gown」「mecha」「portrait」など目的に応じたキーワードで検索
② 絞り込み機能を使って「LoRA」「SD1.5対応」などでフィルタ
- モデルの種類、形式(LoRA / LyCORISなど)を指定可能
- 「SD1.5」「SDXL」など、自分の環境に合ったモデルを選ぶ
③ 「評価数」「お気に入り数」が多い順で見るのがコツ
- 使われている回数が多いLoRAは、安定して高品質なことが多い
- 投稿者の説明やレビューも参考に
④ 欲しいジャンル別(例:アニメ風、リアル系、衣装系)で探すのもおすすめ
- 「semi-realistic」「kimono」「cyberpunk」などタグ検索が便利
- 絞り込みで理想に近いLoRAが効率的に見つかる
LoRAをダウンロード・保存する際の注意点
「.safetensors」形式が推奨(安全性が高い)
.ckpt
形式よりも安全性が高いため、基本は.safetensors
を選びましょう
ファイルサイズが大きい場合もあるので管理場所を整理
- 数百MBになることもあるため、保存フォルダやストレージ容量に注意
日本語名ではなく英語のLoRA名で保存しておくと検索しやすい
- 後で整理しやすく、UIでも正しく読み込まれやすい
LoRAを使ってみて合わないと感じたときのヒント
「出力が不安定」→ 別のLoRAを試す or LoRA強度を調整
- 強度は
<lora:name:0.7>
のように数値で指定でき、0.6〜0.9が目安
「絵柄が好みじゃない」→ 絞り込みでタグを活用(例:semi-realistic)
- 絵柄に偏りがあるLoRAも多いため、自分の好みに近いタグで絞り込む
「情報が少なくて困る」→ Civitaiのコメント欄や投稿者の例画像を見る
- 利用者のコメント、作例、投稿者の別作品をチェックすることで失敗が減る
まとめ|LoRAは“探し方”を覚えると世界が広がる
まずは1つ使ってみることが大切
- 難しく考えすぎず、「気になるLoRAを1つダウンロードしてみる」ことから始めましょう
探し方のコツ(英語検索・評価順・タグ活用)を覚えよう
- Civitaiの活用法に慣れると、効率的にLoRAを選べるようになります
LoRAは“使うまで”のハードルさえ超えれば、Stable Diffusionの楽しさと表現力を一気に広げてくれる存在です。気になったら、まずは1つ試してみましょう!
LoRAについては👇️こちらから
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