ChatGTPのDALL-Eで漫画を作ってみた!生成AIによる新しい創作の可能性

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1. はじめに:AIが漫画を作る時代へ

近年、AI技術の進化は目覚ましく、文章生成AIや画像生成AIが登場し、様々な分野で活用されています。そして今、ついにAIが漫画を作る時代が到来しました。

本記事では、ChatGTPを使って実際に漫画を制作し、そのプロセスや可能性、課題について解説します。

2. ChatGTPの画像生成機能「DALL-E」とは

DALL-Eは、OpenAIによって開発された、テキストから画像を生成するAIです。与えられたプロンプト(指示文)に基づいて、様々なスタイルの画像を生成することができます。

例えば、「猫の侍が寿司を握っている」というプロンプトを入力すると、DALL-Eは、その指示文を解釈し、猫の侍が寿司を握っている画像を生成します。

3. ChatGTPで漫画を作るプロセス

DALL-Eで漫画を作るプロセスは、大きく分けて以下のようになります。

  1. ストーリー・構成の作成: 漫画のストーリーや構成を考えます。どのようなキャラクターが登場し、どのような物語が展開されるのか、コマ割りはどうするかなどを決めます。
  2. プロンプトの作成: 各コマに描きたい内容を、DALL-Eに伝えるためのプロンプト(指示文)を作成します。
  3. 画像の生成: 作成したプロンプトをDALL-Eに入力し、画像を生成します。
  4. 画像の選定・編集: 生成された画像の中から、漫画に合うものを選び、必要に応じて編集します。
  5. コマの配置・吹き出しの追加: 生成した画像をコマに配置し、セリフの吹き出しなどを追加して、漫画として完成させます。

4. ChatGTPで漫画を作るメリット

DALL-Eで漫画を作るメリットは、主に以下の点が挙げられます。

  • 作画能力がなくても漫画が描ける:デッサン力がなくても適切にプロンプトを指示する事でイラストが生成されますので、漫画を描くことが出来ます。
  • 一から考えなくてもいい:セリフや構成などの作成もChatGTPがある程度提案してくれるので、セリフや構成や設定などを一から考える必要がないです。
  • アイデアを一人で考えなくていい:こういう漫画を描きたいとある程度方向性を提案することでいくつか、それに沿った案を提示してくれるのそれを元に構成を考えていけば本当に必要なところに集中する事が出来る。

5. ChatGTPで漫画を作るデメリット・課題

一方で、DALL-Eで漫画を作るには、以下のようなデメリットや課題も存在します。

  • 画像の品質のばらつき: 生成される画像の品質にはばらつきがあり、完璧に意図した通りの画像が得られない場合があります。
  • 表現の制約: DALL-Eは、与えられたプロンプトに基づいて画像を生成するため、微妙な表情の変化による複雑な表現やニュアンスを伝えるのが難しい場合があります。
  • 著作権の問題: 生成された画像の著作権がどうなるのか、法的な問題がまだ明確になっていません。ChatGTPで出力されたイラストに関しては出力した方に著作権は移譲されます。

6. DALL-Eで漫画を作ってみた例

実際に、DALL-Eを使って漫画を作ってみました。

タイトル: コーヒーに挑むパートナー君

あらすじ: 人間らしくなりたいAIロボットが人に近づくためにコーヒーに飲むことに挑戦する

制作過程

  1. ChatGPTで簡単なプロットとセリフを作成
  2. DALL-Eで各コマの画像生成
  3. Canvaでコマ割り、セリフ挿入

ChatGTPだけ上記のように4コマ漫画程度なら簡単に作成できますが、現状ChatGTPは画像内に文字をいれる事が苦手なので、CANVAなどの別のツールを使って修正する必要があります。

7. ChatGTPで漫画は描けるのか。

上記のように簡単なキャラクターを使った4コマ漫画程度ならすぐに生成できます。

もっと書き込んだキャラクターで漫画を作ろうとすると、イラスト事のキャラクターの違いが発生したり表情がしっくりこなかったりと苦労する事でしょう。しかしプロンプトの調整を行ったり構図を工夫することで伝えたいことは伝わる漫画になります。

なので、生成AIが得意な事と苦手な事をしっかりと見極めて、プロンプトを調整していく事を怠らなければ誰でも漫画を描くことが出来ます。

8. まとめ:AIと人間が共に創り出す未来の漫画

DALL-Eを使った漫画制作は、まだ発展途上の段階ですが、生成AIによる新しい創作の可能性を感じさせてくれるものでした。

今後は、AI技術の進化とともに、より高品質で多様な表現が可能になり、漫画制作の現場だけでなく、エンターテイメント業界全体に大きな影響を与えるかもしれません。

AIと人間が互いに協力し、それぞれの強みを活かしながら、新たな漫画表現や創作スタイルを追求していきより創作の幅を広げていきましょう。

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